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『うっ…』
『シャルの気持ちもわかるけど、アンタもキョウイチ離れしないとねぇ』
『なっ…なにを!』
顔が赤くなり、フブキとは反対方向へと向くシャル
『フブキ姉さ~ん、帰ろうよ~』
マリアはそそくさと竜車との合流地点へと向かう
それに続くフブキ
シャルの横に並ぶキョウイチ
『ちょっと修行してくるから待っててくれるか』
『…期待して待たせてもらうよ』
笑顔でキョウイチへと答えたシャル
その笑顔に見とれたキョウイチ
静かに見つめあう二人
『キョウイチ…』
『シャル…』
お互いの距離が近くなる
『そこの二人!なにイチャイチャしてるの!?来ないと置いてくよ~』
フブキの呼び掛けで離れる二人
『あの馬鹿…』
シャルはフブキの行動に少し怒りを感じた
『まあまあ…』
なだめるキョウイチ
『帰るか』
『だな』
こうして四人はポッケ村へ帰っていく
樹海の空は暗くなり月が大きく光っていた
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