第4話 七色尾羽根求めて

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『うっ…』 『シャルの気持ちもわかるけど、アンタもキョウイチ離れしないとねぇ』 『なっ…なにを!』 顔が赤くなり、フブキとは反対方向へと向くシャル 『フブキ姉さ~ん、帰ろうよ~』 マリアはそそくさと竜車との合流地点へと向かう それに続くフブキ シャルの横に並ぶキョウイチ 『ちょっと修行してくるから待っててくれるか』 『…期待して待たせてもらうよ』 笑顔でキョウイチへと答えたシャル その笑顔に見とれたキョウイチ 静かに見つめあう二人 『キョウイチ…』 『シャル…』 お互いの距離が近くなる 『そこの二人!なにイチャイチャしてるの!?来ないと置いてくよ~』 フブキの呼び掛けで離れる二人 『あの馬鹿…』 シャルはフブキの行動に少し怒りを感じた 『まあまあ…』 なだめるキョウイチ 『帰るか』 『だな』 こうして四人はポッケ村へ帰っていく 樹海の空は暗くなり月が大きく光っていた
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