第1章
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とても綺麗に晴れ雲一つない青空が広がっていた日。 私、梨榮は親友の香と一緒にいつも通り施設へと足を運んでいた。 私達が住んでいる国はとても小さくて国というよりは村に近いほどなのだが、人はそれなりに多く住んでいた。 「香いつも起こしてありがとう~っ!私、絶対起きられないもん!」 「いえいえ、梨榮さんの為なら本望ですわ」 私達は他愛もない話をしながら笑いあう。 これがいつもの光景。 .
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