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だけど、俺は、そのペコペコ女から目が逸らせなくなった。
三人を相手にしているにもかかわらず、皆に気を使いながら、キョロキョロと三人それぞれに視線と笑顔を向けている。
その笑顔に、俺の心臓は、高鳴った。
よく見てみると、顔も俺好みで、久しぶりに俺の血が騒ぐ。
この女を落としてみたい。そんな欲望にかられる。
名前なんだっけ?それすら興味示さなかった自分を悔いた。
かといって、面倒なことことになるのはゴメンだ。
この女がどうしたいのか、なぜここに来ているのか見極める必要がある。
とりあえず、席を立ち、トイレに向かい、彼女の隣りに席を移動した。
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