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器用に上目使いをして、男性陣に詫びる恵理華さん。
これは、計画的じゃないかと思った私は、頭を下げた。
だって、男性陣の落胆した顔見たら、酷すぎると思って。
「ま、まあ、仕方ないよ。なっ。とりあえず、乾杯しようぜ!」
そう言ったのは、五人の真ん中にいる男性。幹事っぽいかな?
「みんなビールで最初はいいよね?」
その声に、頷き、生中を注文してもらう。
「んじゃ、とりま、お疲れ!」
その合図で、乾杯をした。
うん、仕事終わりの一杯は、サイコー。
恵理華さんのひとことで恒例の自己紹介が始まる。
それまで、三人の罪悪感から、余り前を見ていなかったのだが、よくよく前を見ると、意外や意外、イケメン揃いだった。
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