魅惑

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嫁との電話を切った後、俺は、柚莉亜に、 「柚莉亜、キスしたい」 そう囁いていた。 彼女は、嫁と違い、その存在だけでも魅力的なのに、俺の下半身に手をあてがい、動かす姿は、艶姿で、俺を、十二分に興奮させてくれる。 どうしようもなく熱くなってきた身体をごまかすように、目を閉じた柚莉亜の腰をグイッと引き寄せ、舌を柚莉亜の唇から、口内に割り込んだ。 口内で舌を絡め、激しいキスをしてみても、引くことなく、俺の舌に、懸命についてきて応えてくれる。 それが、可愛くて堪らない。 何度も角度を変えて、貪りつく俺は、自分でも、変態じゃないかと思えてくる。
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