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長いキスの間、漏れるのは、卑猥なキスの音のみで、それがまた、俺を一層夢中にさせる。
唇を離した隙に我慢出来ず、耳を舐めまわすと、甘く可愛い吐息が漏れた。
ヤバイ。これは、完全にヤバイ。
俺の舌で感じて声をあげてくれるなんて、幸せ過ぎる。
その甘い声を聞いてしまったら、もっと、もっとと身体が全身が、柚莉亜を求める。
「柚莉亜、かわいい。もっと、声、聞きたい」
止めることが出来ずに、耳元で囁くと、柚莉亜の身体が、ビクッとなる。
それが嬉しくて、つい、
「耳、弱い系?」
なんて調子こいて言ってみたけど、俺に余裕がなくなった。
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