中盤-黒の影-

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「そんな…」 脱力した私を丁寧に着替えさせる彼。 彼に昨夜付けられた縄の跡が痛々しい。 「ストッキング、破いちゃったんで後でコンビニ寄りましょうか」 ニッコリ笑う彼。 昨日の事は夢であってほしい。 でも、ヒリヒリする手首の手錠の跡が、嫌でも現実だったと物語っていた。
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