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二人は頷き鋼八についていった。そして3分もたたない内に、中庭についた。
「それでは属性検査を行う3人ひと組になってくれ。」
隼人達はすでに3人だったのですぐに決まった。
他のクラスメイトも近くにいた者同士で固まったようだ。
「今から1グループに一つ属性水晶を配る」
マキが袋から水晶を出し宙に浮かせる。するとフワフワと水晶が配られた。
「その水晶に魔力を流してみろ。」
すると一人の女子生徒が
「どうやって魔力を流せばいいんですか?」
たしかに普通の人達には魔力の流しかたはわからない。
人は皆魔力を持ってはいるが、高校生になるまで魔力は国によって封印されている。
中学生まではまだ精神が安定していないため、コントロールできないからだ。
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