属性検査

4/19
前へ
/376ページ
次へ
二人は頷き鋼八についていった。そして3分もたたない内に、中庭についた。 「それでは属性検査を行う3人ひと組になってくれ。」 隼人達はすでに3人だったのですぐに決まった。 他のクラスメイトも近くにいた者同士で固まったようだ。 「今から1グループに一つ属性水晶を配る」 マキが袋から水晶を出し宙に浮かせる。するとフワフワと水晶が配られた。 「その水晶に魔力を流してみろ。」 すると一人の女子生徒が 「どうやって魔力を流せばいいんですか?」 たしかに普通の人達には魔力の流しかたはわからない。 人は皆魔力を持ってはいるが、高校生になるまで魔力は国によって封印されている。 中学生まではまだ精神が安定していないため、コントロールできないからだ。
/376ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3003人が本棚に入れています
本棚に追加