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「緊張するなぁ…」
照美と鋼八の視線が隼人に集まる。
「大丈夫お前ならいける。たぶん風属性だ!」
なにを根拠に言ってるんだ火神君!?
「風属性はやだな…なんか違う」
「違うよ!地属性だよきっと!」
照美もなにを根拠に…
「とりあえず手置くぞ!」
隼人は水晶に手をおいた。そして、湧き出させるイメージで魔力を流した。
しかし水晶に変化はない…失敗だな。
と思った瞬間、水晶が光った。
すると水晶の中には金色の玉と漆黒の玉が浮いていた。
「なんだこれ?」
隼人は2つの玉をみて不思議がった…
光と闇は相性が悪かったはずじゃ?
そして、2つの玉はお互いに近づいて一つになる。
「おわっ…」
思わず目のつぶりたくなるような強烈な白い光が中庭全体を照らした。
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