3003人が本棚に入れています
本棚に追加
そういうことで隼人とマキは、校長室の前まで来た。来る途中になんで校長に会うのかと聞いても、先生は答えてはくれなかった。
「失礼します。」
マキ先生は静かだが重くいった。
隼人と照美もあとに続く。
「久しぶりじゃな。隼人君はあの日以来じゃな!入学式には見なかったが?」
隼人はお久しぶりです。と笑顔で返したが、
内心隼人はどきっとしていた…隼人が入学式にいなかったことを知っているからだ。
「ところでマキ先生。隼人君が悪さでもしましたかな?」
校長は優しく微笑みながらマキ先生に問う。
「いいえ…春風が聖の複合属性の持ち主でした。」
校長の笑顔が崩れ冷たい顔になる。そして威厳のある声でいう。
「そうか…君が。」
なにを言ってるんだ?そんなにすごいのかよ。この属性は…
「とりあえずその時の様子を話して貰おうか。」
最初のコメントを投稿しよう!