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数時間後────
俺はゲームに飽きていてマンガを読んでいた。
時計を見ると、11時を回った所だった。普段なら寝ている時間だが、今日限りは起きていたかった。
それから数十分後────
栗山家に一本の電話が鳴り響いた。
俺は、何気なく電話を取った。
「……もしもし?」
『もしもし!? 大我君か!?』
電話の相手は父さんの親友の日野おじちゃんだった。俺はこの頃、日野おじちゃんの事をひーちゃんと呼んでいた。
「ひーちゃん? どうしたの?」
『大我君! 今から病院に来れるか!?』
ひーちゃんはかなり焦っているようだった。
「病院? わかった」
俺の家の近くには病院は少なく、またこんな時間までやっているのは、1つしか考えられなかった。
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