第三章 過去

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ッ! ガバッ 「はぁはぁはぁ……ふぅ~」 なんだ、夢だったのか……。 俺は時計を見た AM7:37 なんだ、もうこんな時間か……。 俺は洗面所に行き顔を洗おうとした。 あれ? そこには、頬に涙が通った跡を作っていた。 そういや、あれ以来泣いてなかったな。 俺はそんな事を思いながら、窓から見える空を見上げた。 父さん、母さん。 俺、これからちょっと変わった事に巻き込まれるかも知れないけど……ちゃんと見守っててくれよな? そんな事を思った俺の表情は濁りのない笑顔だった……。
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