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俺はソファから腰をあげてテレビの電源を消し、そのまま学校に向かった。
学校に向かってる途中に涼香の姿が見えた。
しかし涼香は俺に気づいてないらしく、そのまま前を歩いていた。
ちょっと驚かしてやろうか?
俺はなんかイタズラがしたくなり、涼香の後ろに早足で近づいていった。
まだ、気づいてないのか……?
こいつ、結構鈍感なのか……?
などと、この前亮平に鈍感と言われたからか、無性に自分も言いたくなって心の中で呟いた…………使い方あってるか知んないけど……。
よし、いくぜ!
俺は口を開け息をおもいっきり吸った。
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