第四章 仲間

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俺はソファから腰をあげてテレビの電源を消し、そのまま学校に向かった。 学校に向かってる途中に涼香の姿が見えた。 しかし涼香は俺に気づいてないらしく、そのまま前を歩いていた。 ちょっと驚かしてやろうか? 俺はなんかイタズラがしたくなり、涼香の後ろに早足で近づいていった。 まだ、気づいてないのか……? こいつ、結構鈍感なのか……? などと、この前亮平に鈍感と言われたからか、無性に自分も言いたくなって心の中で呟いた…………使い方あってるか知んないけど……。 よし、いくぜ! 俺は口を開け息をおもいっきり吸った。
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