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パシッ
「こら大我! さっさと行くぞ!」
「……行くって?」
「ん? 教室に決まってるだろ?」
そういう亮平の手には唐揚げ丼とミルクティーが持たれていた。
丼は食堂で食べる場合は器に入れられるが、お持ち帰りができて、その場合は違う容器にいれてくれるシステムになっている。
「あれ? 食堂で食うんじゃないのか?」
「今回はお前に合わしとしてやるよ」
そう言って亮平は笑顔で答えた。
やっぱりソロモン72柱は狙って来るんだろな……俺はもう大切なものをなくしたくない!
その為には他人任せじゃなしに、自分が強くなりソロモン72柱を倒さないといけない。
多分辛いだろうな、そんな世界は…………でも!
「やってやる」
「ん? 何か言ったか?」
「さ、早く教室に戻って飯にしようぜ!」
「お、おう?」
そう言って俺達は教室に向かった。
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