鈴の鳴る方へ

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補習にもってく用意をつめたバッグを持って、学校へと向かう。 「つばさはさぁーいいよなぁー」 「・・・何?」 「いや、なんつーか社交的?でさ。」 「~ぷ!なんなのそれ(笑)普通だから!」 「笑うなよ~真面目だかんなぁ~」 その時は別に気に留めてもなかった。 確かに、その頃の幸村は私にベッタリ・・・というより私以外とは話をしようとしてなかったし、まぁ社交的ではなかった。 「でも、幸村は女の子に話かけられんじゃんか。」 別に私には幸村が社交的だろーが人見知りだろーがどうでもよかったし、女の子に話かけられてても、何とも思わなかった。 ――――
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