王に謁見する俺

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「朝か…」 昨日の晩にこれからもとの世界のことを考え、これからのことも考えなければならなかったのであまり眠れなかった まぁ、そのおかげでじっくりと考えた上での俺のこれからの行動指針は決まったのでよしとする 朝食のあと何故か水晶に触る変な検査をされた どうやら魔力を調べているみたいだった 検査が終わり、王様に謁見するために、王室に裕と共に案内されている(なぜか裕の隣にずっとメティスがいた) 「こちらです」 王室に入るとかなり立派な髭の王様がいた 「で、どちらが勇者なのだ」 つまらない自己紹介やこの世界のことを語る王様の話を対応を裕に任せて聞き流していると、やっと本題に入ったようだった 大臣らしいオッサンが何かの書類を読み上げていく 「はい、王様どうやら彼らの話や検査の結果…裕様の方が勇者である、と思われます」 ナイス、オッサン 「検査の結果、裕様の魔力は王宮魔術師の約100倍です。悟様の方は約50……」 王宮魔術師がどれくらい凄いのか知らないが100倍は凄いな…。さっき王様のこの世界の説明では魔力の量=戦闘能力って言ってたような気がするし、 俺は50倍かぁ…。まぁそれでも多い方だろう
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