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そのため、様々な厄介事に首を突っ込み、また、厄介事に引き寄せられる
しかも、相手にどれだけ戦力差があっても突っ込んでいく
不良相手の喧嘩を売ってそれをストレス発散と軽いノリで助けてしまったのが俺への迷惑の始まりだった
どうしてか遠くからのエアガンによる援護で万が一に備えて覆面までして助けたのだが俺が助けたのだとばれてしまい
何故か裕は勘違いして俺を正義感満載の同類だと思っている(誤解を解こうとしたが照れ隠しだと思ってしまった)
まぁ、それでも協力を強制することはなかったのだが、ある日俺は見た目が怖いだけの一般人だとファンクラブの人達にばれてしまった
その日以来厄介事があるといつも俺が裕の身を守るために協力させられた(主にファンクラブの人達に裕を守るように脅されて)
しかたがないので裕には心配だから協力していると恩を売ることにしている
「で、それがさっきの言葉とどう関係があるんだ?」
すこし回想が長くて待たした裕が少しイラついたように腕を組んで聞いてきた
「まぁ、つまり俺も裕も助け合っているから、そういうことはお互い気にしないでおこうということだよ」
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