18人が本棚に入れています
本棚に追加
「神の目を発動すると後で、副作用に教われるんだ」
「副作用……ですか……」
津月さんの言っている副作用が、私が昨日経験したものなら、私は気にせずエルの目を発動させるだろう……もう、私のために誰かが傷つくのを見るのは嫌だ。
「そして、副作用の内容なんだが……昨日、愛ちゃんが経験したもの……そして……」
「?そして……?」
津月さんはそこまで言って口を閉ざした。
「そして……」と言う言葉がひっかかる。
まだ、副作用があるのだろうか?
私が考えていると、津月さんは再び口を開き、言葉を続けた。
最初のコメントを投稿しよう!