3、発動したエルの目

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「そして……使うたびに、使用者の寿命を奪う」 「…………」 私は、ただ黙っていた。 何も言えなかった。 怖かった。 1度エルの目を使ったので私の寿命は既に奪われている。 死に近づいたのだ。 「だから……もう、使わないで欲しい」 「……はい」 私はうつむき、津月さんに返事をした。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
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