4、守るため

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「暑い……」 私は外に出て、そう呟いた。 氷の中と外の気温がこんなに違うなんて思っていなかった。 津月さんの氷がどんだけ強力だったか、容易に想像ができる。 「さてと、コーラとブルーハワイのかき氷か……。早く買いに行かないと!」 私はそう言って、砂浜を歩き出した。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 「コンビニ……遠いなぁ。……それに」 私はそう言って後ろを振り返る。 さっきから10回くらい、同じことを繰り返している。 「つけられてるよね……私……」 そう、さっきから私は誰かにつけられてる。
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