4、守るため

9/16
前へ
/71ページ
次へ
「やめて!!」 私はそう叫び、守護神達を守るようにスライムの前に立った。 「愛……逃げろ」 「烈火!?」 かろうじて意識のあった烈火が、私に逃げろと言っている。 多分、私がここにいてもすぐにやられるだけだろう……。 でも、私の寿命を使い、神の目が発動すれば勝てるかもしれない。 (お願い……エルの目) 私は目を閉じ、発動してくれるかも分からない神の目に向かって語りかけた。
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加