4、守るため

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(彼らを守るためなら私の寿命が尽きてもいい……。今、この人達を守る力をください) 私が必死に願うと、あの時と同じように周りが真っ白になった。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ しばらくすると真っ白な光が消え、私はさっきと同じように浜辺に立っていた。 「あれ……あのスライムは?」 さっきまで私の前にいたスライムは消えていた。 「愛……お前、また……」 「烈火!大丈夫?」 私の隣には、いつのまにか烈火がいて、私を見下ろしていた。
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