夏音

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夏の空はとても青空で 君を思い出すから嫌いだった 君の声が聞こえる 耳をくすぐる響き 照れてる君が好き 夏の音に紛れて 哀しみの微笑みを 喜びの涙を その一つ一つが 僕の宝物 あの日出会って 見つめ合って 指が触れて 愛しさ知った 求め合って 恋に落ちた 慰め合って 愛になった そんな日々の跡 ──── 「もう…こんな時期か…」 俺は夏が嫌いだ いつもあの頃を思い出すから 君のことを想い出すから あれからいくつの夏を 過ごしただろう あれから何人と夏を 過ごしただろう たくさんの思い出が あるはずなのに なのに俺の記憶に残っているのは あの夏だけだった…─  
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