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ついでに夕飯でも…と調理をはじめたら、やたら豪華になってしまった。
今日のメニューは、ロールキャベツとグラタンに、パンをつけた。まとまりはあまりないけど、どれも湊が美味しいと言ってくれたもの。
それらも温めるだけというところまでにしたところで、時計は午後7時を刻んでいた。
「―――…まだか、な…」
柄にもなく、浮かれる自分がいる。
はやく抱きしめて欲しい
湊が大好きだから。
妙に感傷的になりながら、自室のベッドに顔を埋めたのが間違い。
数分後には、夢のなか。
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