theater:1

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「やっぱすげぇな。 な、もう・・なんていうか。 声もでないっていうか・・。」 リハーサルが終わり。 ぞろぞろとそれぞれの場所へ みんなが戻る途中、 リュウガがそう呟いた。 本当、本当に・・。 「うん、凄い・・ 格好良い・・本番、 みれるかな。 絶対みたいー!!」 藍も若干興奮気味で、 横にいる親友に話す。 「俺、ライブハウス時代も しょっちゅうみてたけど、 やっぱいつの時代も 格好良い―!」 リュウガは人がごった返す 廊下だというのに、 気にせずスキップ。 ・・そこまでは ついていけないっす、親友。。 「あ、ノリさーぁーん!」 スキップをした 親友:リュウガは・・ 標的めがけて・・ そのテンションのまま。 つっこんでいった。 「お前、なんやねん、 そのテンション、きもいで!」 軽快な大阪弁。 けれども・・いつも以上に 高揚してるきがした。 「だって・・たか・・」 「崇さん!!!!! もう・・なんで あんな格好ええんやろう! 美しいんやろう・・俺な、 舞台袖でみとったん。 ぎりぎりまでな、崇さんの そばにいたくてな。 正面からは みれへんかったけど・・ 一番近くにずっとおれたん! もう・・俺・・もう・・ 抱かれたい☆☆」 「・・。」 リュウガも 戸惑うハイテンション。 ノリの口からは 「崇」その名前が連発される。
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