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「行ってらっしゃいませ…お坊っちゃま…」
そう言われ、俺はリムジンに乗り高校へ向かった…金持ちだけが集う学校へ…
学校での俺は成績トップ、運動神経抜群、容姿端麗、さらに生徒会長、といわゆるエリートで先生からの支持は厚かった。
もちろん、他の生徒からの信頼もあり、俺は女子生徒にも人気がある…今日だけでも5人の女子生徒が俺に告白してきた。
しかし、俺の答えは全てNoだ…理由なんかない、ただこの世に生き残る事だけを考えているからだ。
そう考えると、自然と異性に対する感情などが消え失せたのだ。
こんな学校生活を毎日送っている…今日という日もこの中の一部だ。
学校から家に帰る時間が来る…俺は、家にいるときが一番嫌なのだ。
なぜなら、あの社会のクズである、糞野郎の面を拝まなければならないからだ。
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