夜のデート

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彼女は涙を流して僕の手をとった。彼女の手はとても冷たかった。「その言葉を聞きたかった... 貴方なら私を幸せにしてくれる思った。 よろしくお願いします...」彼女は僕に震えながら抱きついてきた。僕も抱き締めようとした瞬間 「お姉ちゃん、なに泣いてんのー」「寂しいなら俺らが慰めてやろうかー」「俺ら、そういうボランティア大好きだからさー」振り返ると、いかにもという感じの若い危なそうな3人組がきた。
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