彼女のぬくもり

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僕の頭を撫でている。つめたいようで温もりがある優しい感じがする。ゆっくりと目を開けたとき彼女が目の前にいた。彼女がひざ枕をして僕の頭を撫でていた。「大丈夫?ここは危ないから場所変えよ」そういわれて、まわりを見ると、気絶した二人がまだ倒れていた。めをさましたら厄介だ。彼女に支えられながら立ち上がり彼女に支えられ歩いていると、彼女は、僕を何処かに連れて行こうとしている。着いた場所はマンションだった。エレベーターにのり部屋に入った。彼女の部屋だ。ベッドに座らせられた。傷の手当てをしてもらった。腕、足の傷の手当てをして、顔の傷の消毒になった。彼女の顔が近付く、心臓が破裂しそうになった。
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