彼女の過去

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水槽の中の二頭のイルカと彼女。見とれてしまう僕。彼女は僕に気付いたらしく振り返ると、さびしそうにイルカを見た。彼女の後ろ姿がとても寂しそうな感じだった。僕はそっと近付き、彼女を抱き締めた。彼女は言った。「例え、どんな に辛くても悲しくても。どんなにちっぽけな場所でも、この水槽のように狭い場所でも、好きなと人となら乗り越える事もできるし好きな人といられれば幸せなんだろうなー...」。
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