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後ろでドアがあき、彼女の父親が入ってきた。何も言わずただ立っている...。僕は「彼女に指輪をしてあげてもいいですか?...」彼女の父親は、何も言わずにうなずいた...。いつも、二人で何処かに行くときは手を繋いでいた...。でも今の彼女の手は、とても冷たかった...。寒い時は彼女の手を暖めてあげたのに... もういくら暖めようとしても彼女の手は氷のように冷たかった...。彼女の指に指輪をはめた時...彼女の目から涙がこぼれた...。その涙を見たとき、僕はこらえきれなくなり声を出して泣いた....。
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