崩壊

5/5
前へ
/449ページ
次へ
美恵の母とも仲良くしていた私に 『ゆりちゃんも大変なときなのにごめんね。お母さんには内緒ね』と言って電話をきった。 「本当にそれでいいの?」こんなことを言っても何も変わらないのに… 「大丈夫なの?」 月並みな言葉しか出てこなくて、結局、美恵の決意を聞き、ただ見送った。 美恵ごめんね。私、何もしてあげられないね。
/449ページ

最初のコメントを投稿しよう!

439人が本棚に入れています
本棚に追加