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ふぅ…
やはり故郷は空気が綺麗だ。
私の名は悠夜、
侍で雇われのガードマンをしている。
おや、見ない顔だねぇ。あんた名前は?
悠夜といいます。
何と!あんたがあの悠夜くんかい? 大きくなったねぇ
どうも。あなたは?
あら、忘れたのかい?あたしだよあたし、万輝子だよ
マキコおばちゃん?
そうよ!まぁ大きくなったわねぇ。
お久しぶりです。
しかしあんたこんなとこに戻ってきていいのかい?
あんたが村長さんを殺した事でみんなに追い出されたではないか。
はい。何度も無実を証言しましたが誰も信じてはくれませんでした。
大丈夫、わたしはあんたの事信じとるよ。
庭の花に水をやりながら万輝子は言う。
ありがとうございます。
ではわたしはこれで。
あら、もう行っちゃうのかい?
ええ、次の仕事があるので。
そうかそうか、ではげんきでな!
笑顔で万輝子は悠夜を見送った。
そして悠夜は町を後にした。
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