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「お待たせしました~。
〇〇タクシーです」
オレは深夜の
こってりらーめんの
店のドアを開け、声を掛けた。
その
らーめん屋のカウンターに居た女がオレを見て…
解ったと言ったふうな、
無愛想な目で応え、帰り支度をする。
オレは
タクシーの運転席からオート・ドアを開けて乗せた。
「…どちらまで(*^ー^*)
送りましょ?」
一見、
気難しい感じがしたお客だった。
「スーパー、Aまで」
オレは、(・ω・)
困った…。
やはり、
初めて聞くスーパーの名前。
「あ、あの…(*^ー^*)💦
お客さん…。
そのスーパー、未だ何処に在るか判りませんので…
…教えて下さいませんか?」
オレは、バックミラー越しだったが、お願いした。
「あら、
じゃ、解ったわ…。
この、次を右に…」
意外にも、その
見た目から来る雰囲気とは違いバックシートからは気持ちの良い返事が返って来た。
「はい(*^ー^*)
ありがとうございます」
オレは、車を走らせる。
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