笑顔の君へ

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なあ、香奈 最後はやっぱりお前にむけてのメッセージで終わりにするよ この小説があるのも全部香奈がいたからあると思うし よく香奈が昔から言っていた 笑顔は、人の心を明るくする魔法の顔なんだよ その当時もスゲーいい言葉って思ってたけど歳を重ねるごとに本当に香奈が言ってた言葉の重みや素晴らしさを感じてるよ こんな俺も少しは大人になれたんだな 目があっただけで喧嘩してた昔の俺とは少しかわったべ? 俺は、夢があるんよ まだ、誰にも言ってないけどさ また昔みたいに香奈もいれてみんなでばか話をすることなんだよな その夢はけして叶わない夢かもしれんけどいつかいつかきっとその夢は叶うよな 俺は、そう信じてるんだ
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