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それからすぐに舞子にメールした今日遊ばない?みたいな感じのメールだったと思う
そしていつもの待ち合わせのコンビニにむかっていた
しばらくすると向こうの方から小さい舞子が走ってくるのが見えた
舞子
「ごめん!駅前で先輩に会ってちょっと話し込んじゃって遅れちゃった。」
俺
「全然いいよ!つうかぁ、走ってくるから化粧くずれてるよ。」
舞子
「まじで??」
と舞子は急いでバックに入ってるどんだけでかいねんってツッコみたくなるような鏡をとりだして自分の顔を見た
俺
「まあ、嘘だけどさ。」
舞子
「騙されたわ。ムカつく~!」
と舞子は口を膨らませた
俺
「まあまあそんな怒んなし。その、お詫びに今日先輩から原付借りたから夜景見に行こうよ!」
俺は自慢気に先輩から借りたヤンキー仕様の原付を見せた
舞子
「マジで??夜景見に行くとか久しぶりだからめっちゃ楽しみ。早く行こうよ!」
すぐに舞子の機嫌は直った
俺
「ヘルメット1つしかないからお前かぶっとけよ!」
舞子
「いやだし!髪つぶれるもん。」
俺
「そんなことより危ないからかぶっとけ。」
と俺は無理矢理舞子にコルクをかぶせた
今思うと夜遅かったけど無免許、ノーヘル、ニケツでよくぱくられなかった
というかその当時みんなやっていてそれが当たり前だと俺は思っていた
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