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『…でもきっと、ジンのケータイに
今頃いっぱいおめでとうメールや
電話だって…着信履歴見たら
きっといっぱいだよ』
「ケータイの電源オフにしてるし…
今、他のヤツの声聞きたくねーし。」
『ジン…』
単純にうれしくなった。
『ホラ…オレを焦らすなって…言えよ…』
「ジン…26才の誕生日、おめでとう」
『ありがとう カズ…』
26才になったジンが今愛してるのは
オレだけだって、そう錯覚させて…
『愛してるよ…ジン』
「フッ(笑)知ってる…だから オマエの全てをちょうだい…」
カズ…この先いつも側にいるとは限らないけど…
オレはオマエを一生離さないから…
オレの誕生日を一番初めに祝ってくれる人が カズでいてくれますように…
『カズ…カズ…キスしよ…口開けて…舌出して…』
END
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