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「…勝手にすればいい」 少年は冷たい口調で言った。 「んじゃ、そうさせていただきます!」 昊は嬉しそうに笑った。 どうもこの顔に弱い。 (人間って…変だ…) 少年…ヨウは思った。 (特にこいつ…昊…) ある夏の始め… 一人の夢狩と一人の人間…出逢う筈の無かった二人の少年は出逢った。
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