入学式の前ってこんなに忙しいものかな?

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まだ入らないでって? 「実はこの学校は中等部があるから高等部になっても中等部のからの延長みたいなものなの、君みたいな高等部からってのは珍しいのだから転校生みたいな感じにした方が皆と親しみやすいと思うわ」 先生長い説明ありがとうございます 涼「気を遣って下さりありがとうございます」 丁寧に頭を下げると 「まぁ本当は君ともっと話しがしたかっただけだけどね」 涼「何か言いました?」 「なんでもないわよ(よかった聞こえて無かったんだ)それより、私は伊達 彩(ダテ アヤ)よ、君には特別に彩先生でいいわよ」 涼「彩先生ですか、俺も君は嫌なので名前で呼んで下さい」 そろそろチャイムが キーンコーンカーンコープチッ おい またかよ 彩「じゃあ先に行くから呼んだから来て」 てかなんて紹介するんだろうか 一応新入生だし転校生ではないし 彩「涼く~ん、入って~」 ガラガラッ 彩「では自己紹介して」 涼「えっと名前は足利 涼です 趣味は特にありません よろしく」 何を言ったらいいかわからなくなった俺は一応笑って誤魔化しを試みる ・・・・(キャー) キャー?なにかあったのか? (かっこいい~) (背高ーい) なにか言ってる? 彩「は~い、じゃあ涼くんの席はあそこね」 見ると窓側の後ろから二番目だった、しかも前には将がいる なかなかラッキーだな そう思っていると ガタッ 「もしかしてすーくん?」 すーくん?確かに昔呼ばれてた事があるような 涼「えっと?」 「私だよ、毛利 雪 (モウリ ユキ)だよ、覚えてないの?」 毛利雪?ユキ? ………わかった 涼「思い出した、雪ちゃんだよね?昔よく遊んだ」 雪「そうだよ~忘れるなんて……」 そう言って俯いた ヤバイ怒らせたかな? 涼「雪ちゃん?ごめんね、だって雪ちゃん大人っぽくなったから全然わかんなっえ?」 まだ喋ってる途中なのに雪が飛び付いて来た 雪「えへへ~、大人っぽくなった~?可愛い?なら許してあげる」 いえいえ可愛いとは言ってません まぁ実際かなり可愛いけど 彩「イチャイチャしないで席につきなさい」 彩先生がかなり怒ってる 涼「ほら、雪ちゃん離れて」 雪「う~、わかった」 う~と言って頬を膨らます ヤバイ萌えます それより早く席に着かないとまた怒られる
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