入学式の前ってこんなに忙しいものかな?

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将「よう、涼、お前なんで毛利さんと知り合いなんだ?」 なんか迫力がスゲェ 涼「えっと知り合いってか幼なじみってか、昔の友達みたいな感じかな」 将「でも中等部の時はお前いなかったよな?」 涼「えっと今日引っ越してきたから」 将「今日?毛利さんとはいつ会った?」 涼「昔こっちに住んでたからその時」 将「なるほどね、だから我らが毛利さんと知り合いなわけだ」 我らが? 涼「我らがって?付き合ってるの?」 将「違うよ、毛利さんの可愛さからファンクラブがあるのさ、もちろん俺も会員だ」 ファンクラブか~スゲェな漫画の世界だけかと思ってた 彩「そこいつまで喋ってるの?武田は副委員長をやりなさい」 将可哀想に てか今係決めてたんだ 彩「涼君は先生の補佐ね」 へぇそんなのあるんだ 雪「先生そんのないです」 ないんかいっ 彩「今作りました」 わー職権乱用 涼「まぁいいですけど、何をしたらいいんですか?」 彩「特にないわよ、私の命令を聞いてくれればいいわ」 あれ?先生こんなキャラだったっけ? 雪「先生せこいです、てゆうかうらやましいです」 うらやましいは無いでしょ? 彩「まぁ冗談はここまでにして、今日は入学式とHRだけだから、後は自由にしてていいわよ、チャイムがなったら解散ね」 自由って・・・将と話すか 涼「なぁ将?ってふぇ?」 気付くと女子に囲まれていた 涼「どうかした?」 一応微笑んで聞いてみる ・・・・何人か鼻血出てますよ 「血液型は?誕生日いつ?身長は?メアド教えて」 えっと1つづつ聞いて欲しいのですが 涼「将?転校生って珍しいのか?」 将「まさかお前俗にいう鈍感ってやつか?」 涼「?」 言っている意味がわからない キーンコーンカーンコーン 今度はちゃんとなったな さて帰るか あっもちろん女子の対応は全てしましたよ えっと帰り道がわからない雪ちゃんならわかるかな? 涼「雪ちゃん一緒に帰ろうよ、帰り道わからなくてさ」 雪「うん!でも私も家知らないよ?」 涼「昔の俺の家は知ってる?そこだよ」 雪「じゃあお隣さんだね」 じゃあ帰るか
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