大地と明菜

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「お~い!!大地~!!!」 「おぉ、おはよう」 「おはよ。今日から私達も高2だね!」 「先輩になる訳だし頑張らなきゃ!」 ソウ今日は春休み明けのめんどくさぁい始業式が有る日だ。 うちの学校は変わっていて始業式と入学式を一緒に行う つまり今日は始業式であって入学式でもある…変な学校だ…まあめんどくさぁい式が一度で良いので嬉しい訳だが。 「あぁ、ソウだなぁ…俺はカッコいいし天才だし運動神経も抜群だし普通に生活してりゃ尊敬されるけど…まあ明菜はバカだしブサイクだし俺よか運動下手だしそれに…」 グフッ………!!! 「痛ってぇ…」 腹部に鈍痛が来た俺は明菜を睨む。 すると明菜は俺よりも明らかに怖い顔をして俺を睨み返す。 ビビっている俺を見て更に追い討ちを掛けるように明菜は言う。 「確かにあんたは結構カッコいいし頭良いし運動神経もスゴイけど性格がねじ曲がってんのよ!ソレに私だってあんたに負けず劣らずの成績何だからね!」 …コノ怖いブス野郎は竹中 明菜、まあ俺の心友である。 しかしなぜ俺は殴られたのだろうか…本当の事を言っただけなのに…女はわからん!
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