タラコソード

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これはある国の物語。 その国の名前は “弐本”…は昔の名前。 今は“タラコ軍”という軍団に支配され、 “大タラコ王国” という名前になった。 そんな国のとある町タラコ町に一人の少年が住んでいた。 「これが伝説のタラコソードか…。」 タラコ唇でおかっぱの冴えない少年が タラコ町近くの森にあるピンクに輝く剣を引き抜こうとしていた。 「あー。抜けないよー」 少年は剣を離し、メソメソと泣き出した。 「握力23Kgじゃ無理か…」 この剣はそうとう深く突き刺さっているようだ。 少年はとぼとぼとタラコ町へ引き返そうとした。 その時!!! 何処からともなく妖怪“タラコン”が現れた。
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