29人が本棚に入れています
本棚に追加
「奈落、まだかな…」
その頃蔭刀は窓越しに奈落が飛び去った方角を見つめてため息をついていた。
「何をしに行ったのだろう…」
そんな蔭刀のもとへ神無が現れた。
「奈落、犬夜叉達の、ところ…」
「え…!?」
「戦い…始まった…」
「そんな…」
蔭刀はばっと立ち上がると奈落から貰った上着を羽織って駆け出した。
「蔭刀、奈落…待っていろと…言った…」
「ごめん神無…私は、奈落に傷付いて欲しくない…っ」
神無の制止も聞かないで蔭刀は城を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!