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「お前ら出来てんの?」
びくっ!!
私はビックリして振り返った。
「祐介・・・・・・」
そこには幼なじみの
橘 祐介がベッドのカーテンから覗いていた。
「何言ってんの・・・。」
私は涙を必死で拭った。
「ちぃが泣くなんて久しぶりに見た。」
祐介がキョトンとしている。
「勝手に泣いただけだよ。」
本当にそう。
勝手に泣いたんだ。
私はただの
『応援団長』。
この何日かで私が勝手に好きになって
勝手に目で追って
勝手に意識して・・・・・・。
バカだなぁ・・・
恥ずかしい・・・
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