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なぜ好きなのに別れるのかって?
それはぁ・・・
一週間くらい前のこと
私がトイレへ行って教室にもどろうとしたときある人物がうしろから
「真理ちゃん。ちょっといいかな?」
と話しかけてきた。当然誰だろうと後をむく私。
話しかけてきた人物をみて私はびっくり。
だってぇ・・・そこにたっていたのはお父さんが社長さんでお金持ちで有名なお嬢様<怜華さま>が立っていた
怜華さまはそんな私におかまいなしに
「私についてきてくださる?」
といってきた。
わたしは怜華さまから話しかけてくれるなんて♪とうきうきな気分でついていった。
これが間違いだったんだよね!?
もしついていかなければ・・・・・・
つれてこられた場所は屋上。
そして屋上へつくなり怜華さまは・・・いや怜華は
「真理ちゃん。和くんとわかれてくれない?」
といってきた。
あまりに唐突すぎてびっくりしたが
私ははっきり
『嫌です』
そう答えた。
しかし、そんなことで食い下がらない怜華は
「なぜ!?わたしのほうがあなたよりも似合っていると思うの。あなたじゃ和くんは似合わないわ」
サイテーだ、確かに私と和じゃ和はかっこよくて男女問わずに好かれていて全然ちがう。
でも・・・
『それはおかしいです。
似合う、似合わないの問題じゃありません。確かに和は人気があって私なんかと全然違います。でもそれだけが付き合うということじゃないと思います。』
納得してくれるよね!?
でも私の考えは甘かった。
「そう・・・こんな手使いたくなかったけど、私の家のことは知っているでしょう?和くんの家を倒産させることだって出来るのよ!?そんなことしたら苦しむのは和くんだけではない。和くんの家族も苦しむの。あなたはそれでもいいの?」
怖かった。初めて人をこんなに怖いと思ったかもしれない。
「時間は一週間あげるは。ゆっくり考えるのね。」
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