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「とりあえず話はまとまったなら、この子犬をどうしょうか決めないか？」
オレのこの言葉をきいて桜さんが不安な顔をしたのですぐ訂正した。
「ちがうよ、どこで飼うかってことだよ。」
少し安心したようだがまた不安な顔をして……。
「………私の家…アパートで飼えない……。」
というと桜さんはとても申し訳そうに俯いてしまった。
「お兄ちゃん……。」
唯もそんな桜さんをみて不安な顔をする。
まったく二人ともそんな不安な顔するなよな。
「大丈夫だよ桜さん、オレと唯でこの子を飼うよ。」
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