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「仕事にプライベートを持ち込むなよなぁ…。」
ジェジュンヒョンと僕からの説明を聞いて一通り納得したのか、思わず口からもれた言葉は全く正当な意見だったけれど。
腰に手を当てて項垂れるユノにジェジュンヒョンが困ったように笑った。
「ユチョンだって、普段だったら何も言わないよ。5人で練習してるだけだったからプライベートみたいなもんじゃん?」
「そりゃ、まぁ…そうだけど。」
ジェジュンヒョンの答えにまだ歯切れが悪いユノ。
「僕だって好きな人に目の前で泣かれたら、ほっとけないよ。」
そこまで言うとそれまで2人の間で会話を聞いてるだけだった僕を振り返った。
―その目はなんですか?
「ねぇ?チャミ。」
僕と目があったヒョンが明らかに何か企んでるのは確かだった。
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