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「今日はこれくらいにしとくか。」
「だぁ～…。」
歌う体力も踊る体力も底を尽きた頃
ユノの声にメンバーみんなが倒れこんだ。
「―ジュンス。」
「は…はぃっ!」
また怒られるのかとビクつきながら返事をしたジュンスヒョンにユノは爽やかすぎるくらいの笑顔を向けた。
「最終的には結構いい感じになったな。」
「へ？」
「よく頑張ったよ。」
「ヒョ～ン…。」
散々怒られたせいか、ジュンスヒョンの目にはみるみるうちに涙が溜まっていって
「ジュンちゃん～また泣くの～？」
「だって～…。」
ぐすぐすと鼻をならし始めたジュンスヒョンに
ユチョンヒョンとジェジュンヒョンがからかいながらも駆けよった。
……もちろん、ユノも。
「ほら、泣くなって。お前が出来るってわかってたから言ったんだし。な？」
「うﾞ～―…。」
―本当、いいですね。
いい子いい子までしてもらって。
―…僕だって、頑張ったのに。
『どうかしてる。』
こんなことで嫉妬してる自分は。
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