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「ん…はぁ…はっ。」
薄暗い闇の中
耳を塞ぎたくなるような甘ったるい僕の声が響く。
「ジェジュンヒョン。」
もう何度目だろう。
今日も交わる
身体と身体。
彼にかかれば固く閉ざしたはずの心さえ簡単に開きそうになる。
でも終わりのない本能を埋め尽くす為だけに行われるこの行為だから。
だからこれに気持ちは必要ない。
必要なんて、ない。
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