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「だっ…はぁ…ん…ぁ無理。あぁッ―…ん。」
身体が貫かれる度、限界まで達した熱を吐き出そうと背中がしなる。
―…ズチュ…ズッズチュ。
さっき吐き出された欲と僕のが混ざり卑猥な音が部屋を埋め尽くして
どちらのものともわからない愛液が真っ白なシーツを濡らした。
「ユチ…ョン。や……ハァ。」
限界を訴えるように抱きついていたユチョンの首にギュッと力を込める。
僕の限界を察してくれたユチョンは抱き締めてはくれたけど。
「いいね、綺麗にイク顔見せてよ。」
加えて大きく張りつめた僕の欲望もユチョンの巧みな手管で扱われれば
前と後ろ同時の刺激が強すぎて目の前が薄く霞みを帯びていく。
「あ…ぁッ…そんな…も、イクッ…イッちゃ…ッ。」
先走りが白く濁り、もう限界だと腰が浮き上がった。
「イッてよ…。」
反り返る欲望の鈴口に指を引っ掛けられて
「俺でイッて…。」
ユチョンを埋め込んだまま
「やッ…やぁぁぁッ―。」
僕はイッた。
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