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「チャ~ミ!!」
現場の隅のソファーで1人。
「かまえ~。」
俺は『待機』という声がかかると同時にそそくさと本を開いてしまった恋人のもとへ一目散にダッシュ。
「なに、やってるんですか…。」
大きい背中に抱きついた俺を振り返ったチャミは予想通りに不機嫌面だったけど
「…―愛情表現?」
そんなの無視。
「ねぇ、暇。かまってよ。」
うんと甘い声を出して君におねだり。
大好きな君に。
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